カワイイ好きの女性に愛されるブランド「ジルスチュアート」から、ファッション感覚のコンタクトレンズ「JILLSTUART 1day UV」が発売されています。
女子大生の好きなコスメブランドランキングで1位を誇るジルスチュアートのカラーコンタクトレンズなので、気になっている方も多くいると思います。
しかし、ファッションブランドからのコンタクトレンズって大丈夫なの?と不安に思う方もいるかと思いますので、素材の特徴などから「JILLSTUART 1day UV」について解説してみます。
販売メーカーは「アイコフレ」と同じシードから
まずは、「JILLSTUART 1day UV」は、コンタクトレンズメーカー「シード」からの発売です。
シードといえば、北川景子さんがモデルとなっている「Eye coffret 1day UV」を発売している国内メーカーです。
ほかにも、「ヒロインメイク」などのコラボ商品も発売しており、ファッション業界とのつながりは以前からあります。
また透明(クリア)レンズも、ワンデータイプからハードコンタクトレンズまで、何ならメガネフレームも販売しているメーカーで、60年の実績がありブランドとしての信頼があります。
色は3色。瞳になじみ、自然とニュアンスチェンジ
気になるカラーデザインは3色展開となっています。
ひとつずつ見ていきましょう。
やさしく、愛らしく「フローラルピンク」
着色内径は6.6mm、着色外径は13.6mm。
明るく、キュートに「オートクチュールオリーブ」
着色内径は6.6mm、着色外径は13.6mm。
凜と、しなやかに「ブリリアントブルー」
着色内径は6.6mm、着色外径は13.6mm。
今までカラコンやサークルレンズは数多く合わせてきているので、経験上、おそらく人気はブラウン系の色合いに近いフローラルピンクになるかと思いますが、オートクチュールオリーブも深みのある色合いになるのでいいんじゃないかなと思います。
ブルーは日本人にはなかなかはまらないので少数派になってくると思います。
着色外径13.6mmは随分と大きい
着色内径も随分と内側までありますが、注目は着色外径ですね。
サークルレンズで人気のワンデーアキュビューディファインモイストは着色外径が12.7mmあたりなので、随分と大きいことが分かると思います。
最近は、お客さんの方から大きさを尋ねられることも増えてきていて、着色の広さを重視されている方もいますので、このあたりも注目のポイントになりますね。
JILLSTUART 1day UV基本情報、スペック
商品名 | ジルスチュアート 1day UV |
種類 | 1day(カラーレンズ) |
素材 | 2-HEMA EDGMA MMA TMPTMA(非シリコーン) |
含水率(%) | 58.0 |
酸素透過率 | 24.7 |
ベースカーブ | 8.70 |
度数 | ±0.00~-10.00 |
直径 | 14.2 |
中心厚 | 0.08 |
備考 | UVカット機能付 |
商品の素材特徴からすると、シードのワンデーピュアうるおいプラスと同じような感じがしますが、酸素透過率、ベースカーブ、レンズ中心厚などは異なりますので、全く同じということではないかと思います。
また、グループⅣという、イオン性高含水レンズに分類されており、汚れにはやや弱いという特徴もあります。
ワンデータイプということから、レンズ汚れは次に日に持ち越さないのでそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
高含水レンズは装着時の付け心地がなじみやすいと思います。
保存液には、保湿成分が含まれているので、長時間の使用になってもうるおいが長く続き、不快感を和らげます。
カラー部分に関しては、レンズ素材の間に着色部分を挟みこむサンドイッチ構造なので、目やまぶたに直接色素が触れることはない安心構造です。
JILLSTUART 1day UV、ネット通販での取り扱いは?
2018年8月に発売された新商品なので今のところネット通販での購入は難しそうです。
まずはお近くのコンタクトレンズ販売店に、問い合わせ眼科受診のうえ購入することが手っ取り早いかと思います。
ネット通販での販売が確認できましたら、紹介します。
アイコフレの取り扱いのある、レンズクラスや クリアコンタクト
などから購入できるようになるんじゃないかなと予想はしています。
さいごに
人気ファッションブランド、ジルスチュアートから発売のカラコンJILLSTUART 1day UVを紹介してきました。
世界的ブランドとのコラボ商品ですが、シードというコンタクトレンズメーカーとしてのブランド力と合わせて信頼感のもてる商品ではないでしょうか。
カラーレンズは今や、およそ1,000種類ものバリエーションがあるといわれていますが、まずはコンタクトレンズとしての安全性というものに気をつけていただきたいですね。
カラコンや、サークルレンズ使用の方の管理不足、知識不足による眼障害というのは比較的多いといわれています。
ファッション感覚だけで、雑な取り扱いをしてしまうことがないようご注意ください。