アクアロックスワンデー登場、トータルワンと比較、おすすめはどっち?

1day

2018年9月にボシュロムから「アクアロックスワンデー」が発売されました。

 

2017年には2週間交換型で「アクアロックス」が発売されていますが、今回はワンデータイプでの発売です。

 

ぼくは現役の眼科検査員なので、現場でもすでにレンズを合わせたりしましたが、2週間タイプのアクアロックスと同様に、良いレンズになるんじゃないかなと予想しています。

 

実際に、2週間タイプのアクアロックスは現在、評判も良く、コンタクトレンズが初めての方へだったり、既存ユーザーの方からも切り替えを行っています。

 

 

ワンデータイプでは、現在だとアルコンの「デイリーズトータルワン」が、素材面では最強だとぼくは思っていますが、アクアロックスワンデーはそれにも匹敵する素材だと感じています。

 

なので今回は、アクアロックスワンデーの特徴の紹介と同時に、デイリーズトータルワンとの比較もしてみたいと思います。

 

アクアロックスワンデーの特徴

商品名アクアロックスワンデー
種類1day(近視/遠視)
素材シリコーンハイドロゲル
含水率(%)46.0
酸素透過率163
度数+5.00~-12.00
ベースカーブ8.50
直径14.2
中心厚0.07
備考

レンズ全体を柔らかくする「モイスチャーシールテクノロジー」を採用

16時間装用後でもうるおいの95%を保持

2018年9月発売

 

アクアロックスワンデーのおすすめできる特徴はいくつかあります。

  • 水分量が多くつけ心地滑らか
  • レンズが乾きにくく、変形が少ない
  • 高い酸素透過性

水分量が多くつけ心地滑らか

直接実感できることは、「装用感、使用感」になりますので、水分量が多いレンズというのは、装用直後のなじみの良さに現われます。

 

シリコーンハイドロゲル素材は、含水率30%台が多いのですが、アクアロックスワンデーは含水率46%と、比較的水分量の多いレンズです。

レンズが乾きにくく締め付けが少ない

水分量が多いことは、装用直後はうるおいを感じますが、長時間の使用となると、今度は蒸発してレンズが乾燥、変形してしまいます。

 

乾いたレンズはしぼんで黒目を締め付けてしまい、これが装用の不快感になります。

 

アクアロックスワンデーは、レンズ表面が保水成分(PVP)で包まれていて、保水力が高く、長時間の使用でもレンズの乾燥を感じにくくしてくれます。

 

もちろん、使用環境や、涙の量なども関係しますので、乾かないとはいえませんし、個人差の大きいところではあります。

 

ぼくの使用した感想としては確かに長時間の使用に対して不快感は少ないという印象でした。

高い酸素透過率

直接実感することはありませんが、酸素透過率が高いレンズというのは、黒目の細胞に酸素を供給する上で必要な指標であり、この数値が高いことはより裸眼に近い状態を表します。

 

このあとで、デイリーズトータルワンと比較しますが、アクアロックスワンデーの酸素透過率163というのは、圧倒的に高い数値です。

 

ソフトコンタクトレンズの酸素透過率は、低ければ1桁のレンズもあります。

 

近視/遠視用のみ、乱視用・遠近両用はなし

度数の項目を見ていただければわかることですが、アクアロックスワンデーは近視と遠視矯正はできますが、乱視矯正が必要な方には、対応することができません。

 

また、遠近両用もありませんのでご注意ください。

 

アクアロックスワンデーとデイリーズトータルワンとの比較

商品名トータルワンアクアロックスワンデー
種類1day(近視)1day(近視/遠視)
素材Delefilcon A
シリコーンハイドロゲル
シリコーンハイドロゲル
含水率(%)内面33.0/表面80.046.0
酸素透過率156.0163.0
ベースカーブ8.50/8.808.50
度数-0.50~-12.00

+5.00~-12.00

直径14.114.2
中心厚0.090.07
ネット通販 
備考

2014年10月発売

近視用、遠近両用あり

2018年9月発売 

近視用、遠視用

アクアロックスワンデーが発売される前までは、デイリーズトータルワンはワンデータイプの酸素透過率としてはぶっちぎりのトップ商品でした。

 

今回、アクアロックスワンデーの登場によって酸素透過率の順位は入れ替わってしまいました。

 

上でも説明した通り、酸素透過率は何か自覚することというのはありませんが、コンタクトレンズで目の健康を語る上では非常に重要な数値となります。

 

もう一つ気にするとすれば、素材の柔らかさでしょうか。

 

含水率だけでいえば、スペックとしてはデイリーズトータルワンは33.0%とされていますが、デイリーズトータルワンのレンズ表面は水分量約80%の素材で覆われており、”生感覚”と謳っているほど非常に柔らかいです。

 

実際にどちらのレンズも、この表面の柔らかさには相当の工夫をしており、他のコンタクトレンズ素材とは一線を画している装用感があるというのが、ぼくの使用比較した感想です。

 

どちらも長時間の使用でも、乾燥時独特の締め付けも感じにくいです。

 

このあたりは、使用者それぞれが使い比べてみないと比較は難しいところなんですが、迷うならこの二つのレンズに絞ってもいいんじゃないかなと思います。

アクアロックスワンデーをネット通販での購入は?

アクアロックスワンデーは現在のところ、ネット通販での購入はできません。

 

おそらく、国内のネット通販サイトには登場しないと思います。

 

海外発送の通販サイトで今後取り扱いがあるかどうかといったところでしょうか。

 

2週間交換のアクアロックスは、レンズモード という老舗のコンタクトレンズ通販サイトにて取り扱いがありますので、この辺りから取り扱いがされるといいのですが…

 

最近は、メーカーがネット通販に対して販売の規制が入っているのでネット購入は難しいかもしれませんね。

 

現状は、眼科やコンタクトレンズ専門店へ直接行って合わせてみるしかないということです。

 

今回比較した、デイリーズトータルワンは、レンズラボ で取り扱いがあります。

 

現状では、デイリーズトータルワンの方が購入ルートが多くおすすめかも…

アクアロックスワンデーの紹介を、デイリーズトータルワンと比較しながらやってきましたがいかがでしたでしょうか。

 

商品スペックとしては、わずかな差がありますが、どちらもソフトコンタクトレンズのトップ素材だということは間違いありません。

 

ワンデータイプということで衛生面も良いですしね。

 

現在のところ、アクアロックスワンデーは、近視/遠視に対応していますが、乱視用・遠近両用はありません。

 

デイリーズトータルワンは、近視用、遠近両用がありますが、遠視用や乱視用はありません。

 

購入ルートは、アクアロックスワンデーは実店舗や眼科のみ、デイリーズトータルワンは、一度眼科で合わせておけば、ネット通販で購入することも可能です。

 

新商品は、評判や口コミなどがまだわからない部分がありますが、2週間交換型のアクアロックスの評判、実績からすると非常に良いレンズだと思いますので、気になる方はぜひ眼科であわせてみてください。